■自転車通勤17年目の男が教えるメリットと注意点~初心者でも安全に楽しく走れるようになる方法~(はじめに2)

自転車通勤

【著者スペック】
 ・自転車通勤歴:17年目(2024.4月現在)
 ・通勤距離:
   6km/12年/市街地
  14km/ 2年/市街地、田んぼ道
  20km/ 2年/市街地、田んぼ道、土手
 ・走行条件:ほぼ平坦
 ・愛車:旧)ママチャリ、Panasonic2万円
       TREK/FX-3
     現)FUJI/FEATHER(7年目)
       BRIDGESTONE/ANCHOR/RL8(11年目)
 ・人物:50代♂️サラリーマン、政令指定都市 

はじめに

(今回も、中高生にもわかりやすいように少し簡単に書きます。)

 自転車通勤(通学)は、とても快適です。

 私が感じているメリットは次のとおり。(たくさんありますが厳選しました。)

  • 電車やバスに乗ることから解放される。
    (乗り遅れ、帰宅困難、満員のストレス、学生なら定期代など心配なし)
  • 通勤時間が全ての移動手段の中で最も早い場合が多く、いつも同じ。
  • 心身ともに健康でいられる。
    (運動と景色でストレス発散と体力増強、環境にも良い)

 前回、「交通ルールを知ること」と「自転車保険に入ること」に続き大切なことは、「安全・快適に走ること」「自転車の保管場所やメンテナンスを考えること」です。

 どちらも自転車通勤を続けるために必要なことなのでしっかり確認しましょう!

自転車通勤で安全・快適に走るためには

 自転車通勤で安全・快適に走るために最低限必要なことは以下のとおりです。

 無事に到着することが最も尊いことを知りましょう。
 事故を起こすと痛いのは自分です。ムカッとしても冷静に一歩引きましょう。
 時間には余裕をもって出発しましょう。

 以下で詳しくお話しします。

無事に到着することが最も尊いことを知りましょう。

 これは本当に大切です。毎日復唱することをお勧めしますw

 事故やけがをして時間やお金を失うことは本当に無駄でストレスです。

 自転車通勤なんてしなければよかったと思わないで済むように肝に銘じましょう。 

事故を起こすと痛いのは自分です。

 残念ながら自転車通勤をしているとムカッとすることがたくさんあります。

 自転車通行帯へ止まっている車、幅寄せをしてくる車、ウインカーを出さずに左折する車、追い抜きざまに左折する車、ポイ捨てする車、信号無視をして追い抜く自転車、逆走してくる自転車・・・段々イヤになってきましたw

 そんなときこそ冷静になりましょう。
 駐停車している車に蹴りを食らわせる、左折する車に全力で突っ込んでいく、追い抜かされた自転車を抜こうと競争を始めるなど・・・気持ちは良くわかりますがここはグッと我慢です。

 私は、カッとして自爆で転んだことがあります(機会があれば詳しく書きます)。
 その際、時速15km程度でしたが顔面を強打し前歯を折りました。
 また、腕や足に打撲や擦り傷の負傷となりました。
 幸い通院や数日間自転車通勤ができなくなる程度で済みましたがよい教訓になりました。

 事故を起こすと痛いのは自分です。ムカッとしても冷静に一歩引き安全運転をしましょう!

時間には余裕をもって出発しましょう。

 ライフスタイルや通勤スタイルにより余裕の時間は人それぞれです。自分のスタイルにあった時間を確保しましょう。 

 一般的に考える必要があるのは、着替えにかかる時間、トラブル対応に要する時間(パンクして電車に乗り換える、パンク修理をする)などがあります。

 私は、ちょっとおかしいので始業の50分前には職場に着くようにしています。
 (こちらも機会があれば詳しく書きますw)

自転車の保管場所やメンテナンスを考えること

勤務先に安全に置いておく場所があるのかを確認しよう。
途中でパンクした場合どうするかを考えよう。
簡単なメンテナンスは自分でしてみよう。

勤務先に安全に置いておく場所があるのかを確認しよう。

 残念ながら盗難やイタズラをされることが多くあります。
 ママチャリは気軽な気持ちで、ロードバイクはお金に換える目的で盗まれます。
 また、付属品も同様です。電動自転車のバッテリー、取り外しのできるライト、ヘルメットなどが狙われやすいです。

 イタズラは、パンクさせられたり、サドルが外されたり、逆さまにされたりします。

 屋根付きで守衛さんが常駐している駐輪場があれば最高ですが、そういった場所は勤務先にはまずないでしょう。
 まずは事前に駐輪場があるかないか、安全かどうかを確認しておきましょう。

途中でパンクした場合どうするかを考えよう。

 自転車通勤で最も起きるアクシデントはパンクである。

 パンクをした際の対応策はいくつかあります。自分に合った方法を考えておくとよいでしょう。

・その場で修理をする。(道具と作業時間が必要)

・とりあえず安全な場所に自転車を置いて別の手段(電車、タクシー、ランニング、徒歩など)で出勤し、後でゆっくり修理する。

・自転車屋で直してもらう。(通勤経路付近の店舗を確認、営業時間や定休日に注意)など

 詳細は「トラブル対処編1」で説明をします。

簡単なメンテナンスは自分でしてみよう。

 自分で簡単なメンテナンスができれば、安心ですしお金も節約できます。
 なんといっても自転車に愛着が湧きます。

 簡単にできるメンテナンスの例は以下の通り。

・使い古しのTシャツで自転車を拭く。(本体とチェーンは別のTシャツで)雨の日乗り終わった後や汚れが目立ってきたときが良いでしょう。キズや不具合を発見することがありますので、予防保全にも効果的です。

・チェーンに油を注す。
 自転車用の油をペダルを回しながらチェーンに少しづつ注しましょう。べっとりにする必要は無く、余分な油は汚れの原因になるのでTシャツで拭きとるのが良いでしょう。ペダルが軽くなり快適に走れます。これでキーキーカラカラとはさよならです。

・パンク修理、ブレーキシュー交換は少々難易度が高いですが慣れれば問題ありません。(詳しくは別の機会にお話しします。)

・洗車
 定期的に洗車をするのもおススメです。水で洗って錆びないのかと心配かもしれませんが、きちんと水分を拭き取れば大丈夫です。あまり難しく考えずにジャブジャブ洗いましょう。
 特にチェーンは走りに直結する部分なので、歯ブラシを使って汚れを落とすとよいでしょう。洗車後はチェーンに油を注しましょう。基本的にそれ以外の部分に注油は必要ありません(むしろ注してはいけない)。見違えるほどペダルが軽くなりますよ。
 不具合部や異音箇所をじっくり確認する良い機会にもなります。ピカピカの自転車での通勤は気持ちのいいものですよ。

【私の場合】
頻度:半年に1回(春と秋の快晴の日)時間30分  
用意する物:食器洗い洗剤、バケツ、歯ブラシ、Tシャツ、油
手順:
・バケツに洗剤を入れ、水を入れて泡立てる。
・自転車全体に水をかけ表面の汚れを落とす。
・自転車を洗剤水でジャブジャブ洗う。
・汚れていないところから汚れているところへ。
・フレーム→タイヤ→チェーン
・自転車全体を洗い流す。
・Tシャツで水分を拭き取り、しばし天日干し。
・乾いたらチェーンに注油。
※タイヤやブレーキシューの交換に合わせて洗車をすることが多い。

最後に

 乗れば乗るほど、手をかければ手をかけるだけ好きになる自転車通勤。やはり最高です。

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